こんにちは shinsukyです。
師走ということで、4回/週 位飲み会がありまして、初旬にして早々に胃腸が崩壊しそうな今日この頃です。
連チャンは体に悪いので、飲んだ翌日は休肝日とさせていただきたいですね。はい。
SSL化はSEOに繋がるのか?
WEBページを管理している企業のWEB担当の方、個人でブログを書かれている方など、WEBで発信する人にとって気になるのが、SSL化すればSEO効果が得られるかどうかということ。
ITmediaにこの様な記事がありました。
常時SSL化はSEOのためではなく、「セキュリティのため」だと言っていますね。
まあそれはそうなのですが、セキュリティ対策をしているサイトとしていないサイトがあったとして、Google先生はどちらを上位に持ってくるでしょうか?
これは当然、安全なサイトを上位にもってきますよね。
でも、
- SSL化しているが、内容がプアーなサイト
- SSL化していないが、コンテンツが充実しているサイト
の場合は、後者が上位に来ます。
- SSL化していてコンテンツが充実しているサイト
- SSL化していないコンテンツが充実しているサイト
では当然前者が上位に表示されます。
ということで、SSL化も大事ですが、SEO的にはコンテンツを充実させ、ユーザーのためになることを掲載するというのが一番大事な事です。
SEOの観点からはオプション的に捉えればよろしいかと思います。ただ、セキュリティの観点からはSSL化はぜひやっておいたほうが良いです。
「SSL化でSEO効果があるか?」に対する答えは、「コンテンツと組み合わせれば効果がある!」という事です。
最新のChromeバージョンでは、保護されたサイトと保護されていないサイトがアドレスバーに表示されますので、ブラウジングしているユーザー心理からもSSL化は必要かと思います。
常時SSL化の方法
SSL証明書を取得する
レンタルサーバーでサーバー証明書を取得します。(持ち込みでもOK)
最近は無料のSSLも出てきましたので、お好みの証明書を取得してください。
無料でも有料でも暗号化の方式は同じなんですよ。視覚的な見え方、見せ方が違うだけです。
.htaccessのリダイレクト
.htaccessファイルに下記を追記します。
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L]
ただし上記の方法ですとhttpでこれまで蓄積してきた評価がhttpsに引き継がれません。
httpの評価を引き継ぎたい場合は、「301リダイレクト (301redirect)」を用います。
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://aobapro.com/$1 [R=301,L]
「http://aobapro.com」にアクセスがあると、「https://aobapro.com」にリダイレクトします。
さくらインターネットを使用している方は注意
はい、私もさくらのレンタルサーバーを使用しています。KAGOYAとか、Xサーバーでは問題が無かったので油断していました。
さくらではリバースプロキシ接続のため、上述したコードでHTTPS接続の判定ができません。
さくらのサーバで上記リダイレクトコードを追加してしまうと、リダイレクトエラーでページが表示されなくなってしまいますのでご注意ください(私はやりました)。
さくらでは、専用のWordPress プラグインを出していますのでこちらを利用されるとよいかと思います(個人的には好きではないですが)。
以下を参考にしてください。
【WordPress】常時SSL化プラグインの使い方 | さくら
【WordPress】www付きのドメイン利用中で、SSL化する時の手順 | さくら
それにしてもさくらのレンタルサーバーって
「くせが強い」
httpのパスを置換処理する
最後に、残ったhttpパスをhttpsに置き換えましょう。
WordPressであれば簡単です。「Search Regex」のプラグインでテキストの置換処理ができます。
一回置換してしまうと元に戻せないので注意しましょう。
まとめ
セキュリティの観点から常時httpsに対応させましょう。セキュリティを高めれば、信用度が上がり、結果としてはSEOの効果もあります。
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