こんにちは shinsukyです。
今日は雪のため(大した雪ではない)仕事をさぼっていますw
ペイパル(PYPL)株価急落
早速本題ですが、昨日ナスダック市場のPayPalペイパル(PYPL)が急落しました。
提供:YAHOO!FINANCE
1/31の2017年第4四半期業績発表では、利益は1株当たり0.55ドル、売上高は37.4億ドル。売上は26%増、営業利益は22.5%増と好調でした。
この決算発表まで好業績を見込んで直近株価を上げてきていましたが、BADニュースがでました。
急落の原因
急落の原因ははっきりしていまして、eコマースの大手であるeBAYが、ペイパルとオランダのAdyenを置き換えると発表したからであります。
Adyenとは、Facebook、Airbnb、Spotify、Uber、Netflixを顧客にもつオンライン決済企業で、ペイパルの競合ですね。
Adyenについては、以下の記事を参照してください。
ebay曰く、Adyenへの置き換えにより、ユーザーのコスト削減及び、ユーザビリティの向上に繋がると言っておりますね。
特にユーザビリティの部分で、ペイパルは分が悪いように思います。
ユーザーがペイパルにより決済を行う場合、イーベイのサイトからペイパルのサイトへ遷移しなければなりませんが、アディアンの場合はイーベイのサイト内で決済が完了します。
これは、イーベイにとっても、ユーザーにとってもメリットが大きいです。
ちなみにeBAYの株価は急上昇ですな。
提供:YAHOO!FINANCE
Adyenは今年2018年にIPOを予定しています。
まとめ
個人的にはペイパルのアカウントを持っていまして決済にも利用していますが、今現在ペイパルに投資をしてはいません。
また、これまでも投資したことはありませんでした。
ですがペイパルについては、eBAYがペイパルの決済システムを採用した頃から注目はしていましたし、私自身成長企業として紹介をしたこともあります。
オンライン決済市場については今後も成長する市場ではあるものの、当然競争は激化しています。
Adyenは急成長していますし、勢いからするとペイパルよりAdyenに軍配が上がるかもしれません。
投資家は、より成長率の高いところに資金を投入する必要があるので、冷静に判断していく必要があるのは間違いありません。
とは言え、ペイパルがこれまでに獲得してきた市場シェアは大きく、全世界に渡るものです。
eBAYのニュースは確かにBADニュースではありますが、そこまで悲観的になる必要はないと思います(とは言えeBAYは痛いなあと心の中では思っている自分がいる)。
しばらくは株価が停滞するかもしれません。
しっかし、イーベイはペイパルの親みたいなものなのですが、結構冷たいのね。
ペイパルとAdyenどっちに投資するか選べと聞かれたら・・・
Adyen選びますw
ごめん。
IPOお楽しみに。
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