2018/5/12 ランチを追記
こんにちは 地元の青葉台を全く紹介しない青葉プロモーションのshinsukyですw
もっと青葉台の事を紹介したいという気持ちはあるものの、中々機会が作れずブログの更新も滞っています。
わたくし青葉プロモーションと名乗ってはいますが、実は青葉台のクライアントさんって現状一人もいないのです 汗
まずは青葉台にITコンサルの私がいるということを認知していただきたいのですが、今の仕事の忙しさにかまけて認知活動が疎かになっていると反省しています。
さて、
今日はご近所に最近オープンしたお蕎麦屋さん「 蕎麦と野菜巻き串 じねんじょ庵 」に食事に行く機会があったので紹介をさせていただきます。
「 じねんじょ庵 」は、東急田園都市線 青葉台駅から徒歩3分、かつ18号線に面した好立地で、店舗は何と50坪76席という通常のお蕎麦屋さんからは考えられないキャパを誇ります(地方ならまだしも凄いです)。
「 じねんじょ庵 」のコンセプトは明確で「さびしくない楽しい蕎麦屋」。
これまでにない新しいお蕎麦屋さんである「 じねんじょ庵 」を順を追って紹介させていただきますね。
利用シーン別早見表
2018年3月現在のステータスです。
ランチ | 〇 | ディナー | 〇 |
---|---|---|---|
接待 | 宴会 | 〇 | |
お祝い | 〇 | 合コン | |
デート | 〇 | 割安感 | |
高級感 | 個室 | ||
半個室 | 〇 | 座敷 | 〇 |
コース | 食べ放題 | ||
子連れ | 〇 | 禁煙 | 〇 |
店舗情報&アクセス
店舗名 | じねんじょ庵 |
---|---|
住所 | 神奈川県横浜市青葉区青葉台2-10-13 |
最寄駅 | 東急田園都市線 青葉台駅 |
電話番号 | 045-507-87533 |
営業時間(月~木、日・祝日) | 11:00-23:00(L.O.22:00) |
営業時間(金、土、祝前日) | 11:00-24:00(L.O.23:00) |
定休日 | 無休 |
禁煙席 | 全席禁煙 |
URL | http://jinenjoan.com/ |
じねんじょ庵について
オープン前
私はじねんじょ庵の近くの住宅地に住んでいますので、じねんじょ庵の前に美容院が入居していたことも当然知っています 笑
お店の前を日常的に通ることが多いため、オープン前の工事の状況も見ていましたし、アルバイトの面接をレンタルスペースでやっていたことも当然知っていましたw(ストーカーではありません)
こちらの写真は、オープンの前日に道路挟んだ逆側の歩道からISOの弱い端末から撮影したものなので、中の様子が良くわかりませんが、スタッフが集まりオープンに向けた準備をされていました。
お店の光が目映く、会社帰りのサラリーマン、バスの乗客、行き交う車の運転手も振り向き、皆さん注目されていました。
事前の現地注目度は上々であったと推測します。
そして、オープン前にチラシを入手していたのですが、それがこちらです。
これね、見せ方が上手過ぎです。
お客さんが「美味しそうだなぁ」「行きたいなぁ」と思わせるポイントを押さえていて、魅せられると申し上げても良いと思います。
私はこの広告を見た時、一発でしっかりとしたデザイナによるプロの仕事と見抜きました(誰やねんお前は)。
冒頭の概要で少し触れましたが、店舗は50坪76席と通常のお蕎麦屋さんに比べるとかなり大きな店舗を構えています。
お店の前を通りがかった時に、このキャパで個人の資本ではまず難しいのでは?とぼんやりと考えていましたが、チラシでプロの仕事を拝見し、チェーンであることを確信しました。
運営会社
「 じねんじょ庵 」の運営会社を調べたところ、外食事業への投資と経営運営コンサルティングを行うダイニングイノベーション社でした。
会社名にイノベーションが付いていますので、食の革新を起こすという意味なんだと思います。
ミッションにはこうありました。
DINING INNOVATION GROUPでは、日本の国民食に「今までにない新しい価値」を加えた新業態を生み出すことをサポートし、それらをいち早く国内はもちろんのこと素早く海外にも展開してまいります。
それにより、日本の食文化を通して世界中の人々の生活をより豊かなものにする。
それが我々ダイニングイノベーションのMISSIONです。
出典:About Us | DINING INNOVATION | ダイニングイノベーション
既に海外展開もされておりまして、経営陣がどなたなのか見てみますと・・・
会長はレインズインターナショナル(牛角で有名ですね)の創業者で外食会ではカリスマ的存在の西山知義氏。
社長の松宮秀丈氏は、西山知義氏と共にレインズ時代を共に支えた旧経営陣の一人である。
「 じねんじょ庵 」の店舗外装、内装、そして広告展開に大きな投資ができたというのも納得しました。
店舗外観
店舗内観
非常に落ち着いた店内で、普通のお蕎麦屋さんにはない正にオシャレな空間。
テーブルと椅子について
全くの素人ですが、
テーブルと椅子の造りが素晴らしいと感じ調べてみたところ、飛騨産業さんの作品を使用されていました。
飛騨産業株式会社公式サイト
合板を使わず、曲げ木の技術で1本の丸太から家具を生み出します。
当然、節のある家具になりますが、これが温かみを演出しています。
この家具からも「 じねんじょ庵 」のこだわり、熱意が伺えました。
無粋なのですが、飛騨産業さんの椅子は5万円/一脚はしますので、椅子だけでもかなりの費用がかかっています。
この腰のクッションもFIT感が良く、何時間でも座っていられそうです(椅子が良すぎて回転率悪くなったりしてw)。
メニュー
テーブルの上にキレイにメニューが置かれています。
ランチ(2018/3/25)
じねんじょ庵の定食から「自然薯の牛タン麦とろ定食(1480円)」。
お蕎麦と小丼のセットから、「まぐろとアボカドのとろろ丼とお蕎麦のセット(1,380円)」と
「カレー南蛮丼とお蕎麦のセット(980円)」を。カレーは甘めで、子供にちょうど良い。
先日、ディナータイムに行った時に比べ、蕎麦の風味が弱いように感じました。
ちなみにランチタイムでもデザートを注文することができます。
「濃い宇治抹茶のアイスクリーム(380円)」
「抹茶のモンブラン(480円)」
ディナー(2018/3/4)
まずは黒烏龍茶(300円)を。ソフトドリンクですみません。
野菜巻き串人気の三種盛り(580円)。手前から豚バラシソ巻き、万ネギ巻き、プチトマト巻きの3本です。
熟成ハラミの炙り焼き(880円)。熟成していることから柔らかく、ガーリックが利いていて非常に美味しい。普通のお蕎麦屋さんには絶対無いメニュー。今回お酒は飲んでいませんが、絶対合うと思います。
鴨ロースのたたき(980円)。こちらはワインが飲みたくなりました。それにしても肉料理頼み過ぎ。
続いてようやくメインのじねんじょ庵名物の囲み蕎麦 細打ちの二八蕎麦(4人前で1,680円)。お蕎麦は細打ちの二八蕎麦、太打ちの田舎蕎麦の2種類が選択できます。
蕎麦は店仕込みだけあり、喉越し良く、風味も感じられました。
1点残念なところはボリュームですかね。
写真を見てもわかる通りスカスカ感があります。
同じ量で出すのであれば、入れ物を小さくされた方が良いかと思います。
パンフレットのイメージ図とのギャップが目立ちます。
ちなみに蕎麦粉はこちらを使用されています。
秋田県羽後町産の「にじゆたか」という品種です。
そば「にじゆたか」は倒伏しにくく、千粒重・容積重ともに大きく子実外観に優れる。成熟期は「階上早生」より数日遅く「岩手早生」並で、収量は「階上早生」並である。白度が高く実需評価が良いそば粉がとれる。
出典:にじゆたか | 農研機構
蕎麦粉の生産者はこちら。
概要・所在地 そば粉と剥き実販売。こだわりの品質をお届けする秋田羽後町「そば研」
囲み蕎麦のつけ汁を11種類の中から4種類選びました。「特製そばつゆ」、「胡麻坦々だれ」、「温玉だれ」、「自然薯とろろだれ(+200円)」を選択。
ここではじめて店名にもなっているこだわりの自然薯を。汁の中に入れても粘りの凄さがわかりました。
自然薯の生産者はこちら。
自然薯(じねんじょ)種芋・自然薯栽培資材の販売、自然薯栽培方法の提供(政田自然農園:山口県柳井市)
世界で初めて自然薯栽培に成功した当農園は自然薯栽培のフロントランナーとして、
山口県柳井市で40年を超える 研究・開発を行ってきました。
「本物の自然薯」を守り、伝えています。
出典:政田自然農園株式会社
興味深いのが、政田自然農園さんでは、種芋や資材の販売、また初心者向けに栽培セットを出されていたり、栽培のためのマニュアル、講習会も開催されているということです。
正に「本物の自然薯」を守り、伝えるというミッションですね。
続いてかけそば(780円)。
歯応え、喉越し、風味と言った蕎麦の特性を一番感じられるのは、
冷たい蕎麦のもり/ざる/せいろ蕎麦といったつゆに付けて食べる
いわゆる「蕎麦切り」という食べ方になるのは承知していますが、
私は昔からかけが大好きで、冷たいお蕎麦よりも温かいお蕎麦を注文する率の方が多いと思います。
和食でも最も注目するのはやはり椀、吸物になります。はい。
完全に個人の好みの問題になるのですが、かえしをもう少し抑え、出汁配分を強くしてほしかったと感じました。
そうするとスープが透き通り、出汁の良さがさらに引き立つのでは?と料理素人の私がコメントしちゃいます。(薄味派の方は同調いただけるかも?)
抹茶のティラミス(380円)。
最後にオーガニックコーヒーを(300円)。
おまけ
料理ではないのですが、おしぼりはSILK FARMの物を使用されています。大きくて非常に使い易い。そして、オシャレ。
SILK FARMのおしぼりについては以下をご参照あれ。
【抗ウイルス抗菌】シックなチョコレート色のパッケージのお洒落なお手拭き【平型/大判/厚手/不織布/使い捨て/オシボリ/高級感/ウエットティッシュ】
最後に
じねんじょ庵のコンセプトにこうありました。
「蕎麦屋は、さびしい・・・。」
なんで蕎麦屋は、蕎麦しかないんだろう?
なんで蕎麦屋は、食べたらすぐ帰ってしまうんだろう?
なんで蕎麦屋は、家族団らんの場に選ばれないんだろう?だから「楽しい蕎麦屋」をつくりたかった。
メッセージとしてはインパクトがありますし、じねんじょ庵の想いも伝わるものがあります。
これまでのお蕎麦屋さんスタイルでは取り込めなかったクラスタをターゲットにしたもので、
雰囲気、カジュアルさ、豊富なメニューを重視した蕎麦屋のダイニングバー展開に近いかと。
この辺りのコンセプトメイキングやブランディングについては、流石と言わざるを得ません。
まだ開店から1ヵ月ですが、ここ青葉台の地元に愛されるお店になっていくのではないでしょうか?
ママさん達のランチ会も取り込めると思います。
店主は非常に気さくな方で、子供に蕎麦打ちのレクチャーまでされていました。
家から近いこともあり、またじねんじょ庵さんに伺いたいと思います。
ただ1点だけ、メッセージについて言わせてください。
>なんで蕎麦屋は、家族団らんの場に選ばれないんだろう?
立ち食い蕎麦屋さんであれば家族団らんは無いでしょうが、そんなことはないと思うわけであります(立ち食い蕎麦の殺伐さが個人的には好きですが)。
昔ながらのお蕎麦屋さんには趣きや情緒があり、日本の文化を伝えるお蕎麦を提供されています。
その独特の雰囲気は、さびしいとは異にするモノと私は思います。
少なくとも私はお蕎麦屋さんで家族団らんをしています。
ちょっと話がそれますが、江戸時代の庶民の酒処といえば蕎麦屋でした。
板わさ、だし巻き卵を肴に一杯やり、最後に蕎麦をすすり、手短に帰るというのが一般的でした(鬼平犯科帳で学びました)。
現代のお蕎麦屋さんのイメージからすると、お酒を飲む処という印象は薄いですよね。
通な方は、お蕎麦屋さんで日本酒を呑まれるようなので、私も真似してみようかとw
では
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