01119 創夢天地
銘柄名:創夢天地(アイドリームスカイ)iDreamSky Technology Holdings Ltd.
銘柄コード:01119
自社開発のモバイルゲーム、モバイルオンラインゲーム配信および他社のゲーム配信を行うプラットフォームを運営。
主要ジャンルはロールプレイングゲーム(RPG)、マッチングパズルゲームで、「Fruit Ninja」、「Temple Run」、「Subway Surfers」、「Monument Valley」、「Gardenscapes」等の世界的ヒット作の運営を行う(これらのタイトルはすべて他社開発のゲーム)。また、日本人からすると馴染みが深い聖闘士星矢のモバイルゲームを開発しています(創夢天地のWEBサイトからイメージ動画を視聴できます)。
同社の筆頭株主は、テンセント子会社のテンセント・モビリティです(2割を占める)。
2014年にNASDAQ市場に上場していましたが、2016年に非公開化されました。その後、2018年12月に香港市場に上場しました。
最新動向
【2019年7月】財華社FINETの記事によると、2018年のMAU(月間アクティブユーザー)は、129M人(5.7%増)に達した。また、新时代证券の調査レポートによると現在オフラインのエンターテインメントストア事業に積極的に展開。将来のオンライン+オフラインゲーム エンターテインメントプラットフォーム化を狙う。2018年の純利益は246M人民元だったが、2019年は551M人民元と推定される。
【2019年6月】中国当局から「偽装遊戯」のタイトルが認可
【2019年4月】中国当局から「舞動西遊」のタイトルが認可
【2019年3月】中国当局から「求和謎陣」、「全能門士」のタイトルが認可
【2019年3月】中国当局から「舞動西遊」のタイトルが認可
株価と主要指標
2019/5/5にUP
現在株価:6.88HKD
時価総額:87.36億HKD
株価収益率(PER:Price Earnings Ratio):25.67倍
総資産利益率(ROA:Return On Assets):5.9%
株主資本利益率(ROE:Return On Equity):11.1%
配当利回り:-%
収益(売上)増加率 5年間平均:-
PEGレシオ:-
ベータ:-
株価純資産倍率(PBR:Price Book-value Ratio):2.39倍
損益
2019年中間決算
2019年(6/30/2019) 単位:百万RMB(人民元)
売上(収益):1,431.3(前期比:+10.9% 前年同期比:+33.3%)
売上総利益(粗利):675.3(前期比:+9.7% 前年同期比:+59.6%)
粗利益率:47.2%(前期:47.7% 前年同期:39.4%)
営業利益:254.68(前期比:+29.3% 前年同期比:+92.4%)
純利益:178.23(前期比:+21.2% 前年同期比:+79.5%)
売上高当期純利益率(ROS:Return On Sales):12.45%
今期の営業キャッシュフローが17.57M人民元と大幅に低下。
2018年本決算
2018年(12/31/2018) 単位:百万RMB(人民元)
売上(収益):2,364.6(前期比34.1%増)
売上総利益(粗利):1,038.8(前期比46.4%増)
粗利益率:43.9%
営業利益:329.4(前期比56.6%増)
純利益:246.4(前期比64.2%増)
売上高当期純利益率(ROS:Return On Sales):10.42%
キャッシュフロー(CF)
2018年(12/31/2018) 単位:百万RMB(人民元)
営業CF:206.4
投資CF:-1,171.5
財務CF:1,473.8
フリーCF:-965.1
現金および現金同等物:516.6
投資判断コメント
2019/5/5にUP
銘柄評価:★★★☆☆
投資タイミング:下落を待ってから
【小型株】
小型株ではあるものの、テンセント子会社が筆頭株主という事で安心感がある。また、ソニーからも出資を受けている。自社のヒット作というよりも他社タイトルのライセンシングにより稼いでる感が強い。
直近業績は成長路線に乗って見え、今後が期待できる。
粗利もまずまず。
財務CFでの資金調達はここ4年で最大。投資CFのマイナスもここ4年で最大となっていることから、大きな投資を行っている事が窺える(金額規模からして超積極投資)。
一方株価は、ここ1ヶ月の間に60%強急騰。今後が期待できるとは言え、落ち着いたところで仕込みたい。
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